クルマについて

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知識習得

営業マンにとってのクルマについて少し触れておく。

都心勤務ボーイズ向け

本記事は、「自動車を運転できるようになっていた方がいいよ」という趣旨の内容となる。

「え?そんなこと今更いう?」と思う人もいるかもしれない。

もちろん、18歳で免許を取ってからすぐに車に乗っている人で、日常の一部となっている人もいるかと思うが、僕はこのことについては、特に東京勤務の若い男子に伝えたいと思っている。

東京というのは、電車やバス、タクシーなどの交通手段が豊富にあるために、自分で車を運転せずとも生活ができるからだ。

食材の買い出しや、飲食店に行くのもほぼ全て、交通機関+徒歩で成立するから、車を自分で運転する必要性がない。

若き日の僕がまさにそういう生活スタイルだった。

免許は持っていても一回も運転せずにゴールド免許になるという現象が起きていた。

しかしこの「車を運転しなくても生きていける」というのは、実は限られた条件でのみ成立すると途中から気付き、僕は練習を始めたのだった。

特殊な条件とは、

  • 独身
  • 都内、もしくは近郊住まい
  • 仕事もほぼ都内で完結
  • アウトドア趣味なし

このような条件下が揃った場合のみ車を運転しなくても生活ができる。

逆に言えば、これらの条件がひとつでも欠けると、車を運転する必要性が出てくる。

結婚をして子供ができれば買い物のため車の運転は必要になるし、そもそも彼女ができて遠出の旅行など企画した時には車が運転できないと困るし、カッコ悪い。

仕事においても首都圏近郊で、車でないとなかなかいけない取引先があったりしたら、さすがに電車+タクシーでも限界がある。

僻地に客先があった場合にはタクシーが捕まらない場合もある。

このとき「俺、運転できないからなぁ」という負い目・弱点があると、自信を持って営業活動をすることができなくなってしまう。

そのような弱点を抱えていると、実は自分にストレスになる。

そのため、早めに対処をして、若いうちに克服した方がよい。

ペーパードライバー対策

まず、多くの人はまずは身分証明書として大学生の頃に運転免許証を取得するかと思う。

そして日常的に車に乗ることが求められるライフスタイルの人は自然と自分で運転していくが、先述のように都心住みだと必要性がないのでペーパードライバーになっていく。

それが数年続くと、ぶっちゃけ車の運転の仕方を忘れてしまう。

何を隠そう僕がそうだった。

もちろん卒業したての頃だったらスムーズにひとりでも運転できたのかもしれないが、一旦、全くハンドルに触らないで数年が経てば忘れてしまうのは当たり前のことだ。

そして運転の仕方を忘れると、今度は運転するのが怖くなる。

教習所のように教官はいないし、自分ひとりで、あの他の車がビュンビュン走っている中に飛び込むことを考えると怖くてエンジンをかけられない。

そうしてますますペーパードライバー化が進んでいく。

この悪循環を断ち切る方法を紹介する。

ペーパードライバー教習を受ける

教習所にはペーパードライバー教習というものがある。

文字通り、教習所で再びトレーニングしてもらえる。これは自分が卒業した教習所はもちろん、引っ越しをしていても近所の教習所で受けることができる。

公道を走る自信がない人はまずこれから受講して、次のステップに進むと良い。

出張教習

インストラクターさんが出張して、マイカーを用いての出張教習サービスもある。

これはマイカーを持っている人のみが対象となるが、より実戦に近い教習となる。

もちろん公道を走るので、都心近郊で他の車が多い地域だと怖いと感じるかもしれない。

田舎でレンタカーを借りる

これは少しは運転感覚を取り戻してから取り組むことを推奨するが、田舎の方でレンタカーを借りて自習する手もある。

結局のところ、運転が怖いのは他の車が存在するからであって、車の数自体が少ない田舎に行けば、他の車がいないところで思いっきり練習ができる。

また歩行者や自転車がたくさんいる都心や街中も、それらをケアせねばならずストレスになる。

こういう「他者」がいない田舎で運転することにより車の操作に集中ができて恐怖心も薄まる。

さらに都心は道路のルールが複雑で焦ってしまうことも多い。左折専用レーンがあったり、道が狭いなど、最初のうちに走るには向いていない道も多い。そのため道路ルールがシンプルな田舎でまずは慣らし運転をすることをお勧めする。

特に初心者はスピードを出すこと自体が怖いかと思う。

教習所は狭いから、出せても30〜40km/hほどだと思うが、公道においては50〜60km/hが要求されることも多く、スピード感に慣れて恐怖心を減らすという意味でも田舎での自主練を推奨する。

特に初心者のうちは難しいバック駐車などを練習することも考えると、コンパクトカーや軽自動車を選ぶとよいだろう。

このとき、もし可能であれば運転が得意な友達か、親などの家族に同行してもらえば不安もだいぶ軽減される。

マイカーを手に入れる

本章で先に述べた、ゴルフや登山、釣りといったアウトドア趣味をしていくならばマイカーを手に入れることも必要だ。

しかしながら、マイカーの入手には注意してほしい点がいくつかある。

新車を買わない

「せっかく買うのなら、新車がいいな」とか、親世代には「車は新車だろ。中古とかあり得ない」という価値観の人もいるから気をつけてほしい。

必ずぶつけたりコスったりするから、最初は中古の安いので練習しよう。

また新車は、やはり高額なのでローンを組んで買うことになる。

カーローンは結構金利が高い傾向があるので、財務にダメージを与え、後々の資産形成を難しくしてしまうので、賢明な読者各位には避けてほしい。

車はあくまでも道具なのであって、新品であることの戦略的なアドバンテージは少ない。

心理的な満足感があるだけである。そこに新品プレミアムを求めるのは賢明とはいえないのだ。

コンパクトカー

具体的にどんなものを買えばいいのかと言えば、中古のコンパクトカーだ。

コンパクトカーとは下記が代表となる。

  • トヨタ:ヴィッツ
  • ホンダ:フィット
  • 日産:ノート
  • マツダ:デミオ

もちろんここに、トヨタのアクアなども入ってくるが、ハイブリッド車は高価なのでやはりおすすめはシンプルなガソリン車だ。

これらは年式や走行距離にもよるが、コンパクトカーは割とすぐに値崩れするので高くても50万円前後で買えるものも多い。

もっと安いものも見つかるし、流通量が多いので買いやすい。

軽自動車

軽自動車も、安く手に入るならば良い選択肢だ。

軽自動車は車体が軽いから燃費も良く、小型なので小回りも効き、駐車もしやすい。

練習するには適した車である。自動車税などが普通車よりも安いというメリットもある。

しかしながら、そのような利点から需要もまた多く、中古が意外と高いというケースもある。

もちろん安く(50万円以下)手に入るのであれば問題ないが、需要があるためにあまり値段が下がらないという特性がある。

その点で、先述のコンパクトカーは需要が軽自動車に食われていることもあり、値崩れがしやすいので安いという背景もある。

セダン、ミニバン:非推奨

セダンやミニバンはおすすめしない。

これらは、古い型式などで異様に安いものが出回っているので飛びつきたくなるのだが、車長が長く、コスりやすい。

特にセダンはボンネット部分(ハナ)が長く、右左折やバック駐車時に想像よりも回転半径が大きくなってしまいコスりやすく、怖い。

ミニバンに関してはハナは短いが、今度は後ろが長いためやはりバック駐車などの難易度が高く、やはり怖いので初心者にはおすすめできない。

もちろんこれらの車種は永遠にダメだといっているわけではなく、運転に慣れたら手に入れるという位置付けでいてもらえたらと思う。

車オタにはならないように

最後に、車についての注意点を挙げておく。

先述のように、車というものはあくまでも「道具」であり、そこに精神的な満足感・充足感を求めるのは賢明とは言えない。

ましてや、他人と比べて優越感に浸るために新車や、車格の高い車を若いうちから選択するというのも、賢明とは言えないし、場合によっては逆に「ハナにつく」と思われるリスクすらある。

また、車というものはお金をかけ始めるとキリがない。

数万円するホイールを装備したり、高額なタイヤを買ってみたり、内装をグレードアップしたりと、お金をかけようと思えば簡単に高額なコストがかかるのが車だ。

そして世の中には、それを楽しんでいる、趣味としている「車オタ」の人々がいる。

彼らには申し訳ないが、車オタになって多額のお金を車に注ぎ込み始めてしまうと財務状況は厳しくなる。

そうすると他のもの、例えばスーツや靴、ゴルフ代などにお金を使えなくなる。

そして車というものは道具として、必要なパーツではあるが直接的に大きく被購買力に寄与しないグッズでもあるから、ここは最小限の投資にとどめてほしいのだ。

被購買力を高めて、十分に社会的地位が高くなってからでも、車オタになるのは遅くない。

車を運転できることのメリット・デメリット

最後に、車を運転できることによるメリット・デメリットを書き連ねていく。

行動範囲が広がった

まずはこれで、それまで電車+徒歩、いいところバスやタクシーで1500円圏内くらいまでが行動範囲だったところが、その制限がなくなった。

逆に言えば、先述のような電車を基準とした移動というのは都心と首都圏にしかできないことで、自然を楽しむ系レジャーでは多くの制限がかかる。

特に異性と付き合っていると連休などは旅行の計画を立てることも多く、このときペーパードライバーだと選択肢がかなり狭くなってしまうので、運転ができるというのは必須と言える。

特に宮古島・石垣島(沖縄)や北海道に旅行に行くとなればレンタカー使用は必須であるから、それらを楽しむためにもペーパードライバー状態は脱しておきたい。

またゴルフや登山、釣りといったアウトドア趣味をしていくのであればやはり車は必須であるから、営業ツールとしてのこれらの趣味を実施していくためにも車はあった方が良いと思う。

機動力が上がる

自家用車をもっているとフットワークが軽くなる。

「あれ食べにいきたいな」と思ったらすぐに、車で出かけることができる。

また「明日、ゴルフ行かない?」などの急なお誘いにも対応できるし、特に家族持ちの場合には急に義両親の実家に行かなくてはならなくなったとか、急に大型で必要な買い物が発生したとかいう事態にも対応ができる。

もしクルマがなかったらこれらの行動が取れず、身動きが取れないケースが増えてしまう。

特に子どもができると急病や、急な買い物など即時の機動性が要求されるケースが多い。

維持費がかかる

デメリットで大きいのは、やはり維持費だろう。

毎月の駐車場代、毎年の自動車税・保険、メンテナンス代、車検代、ガソリン代…やはり車の維持にはお金がどうしてもかかってしまう。

先述のメリットと比較して決めたいところではあるが、駐車場代が3万とか4万になってしまうような超都心においては、所有せずレンタルの形もやむなしかとは思う。

自動車税、車検・保険などは、どこに住んでいてもほぼ変わらない。

しかし駐車場代だけは、地域によりかなりの差がある。

ここが1万円前後であれば所有を勧めるが、2万以上になるとダメージが大きいので(もちろん所得にもよるが)、所有はあきらめるか、もしくは駐車場代が安い首都圏近郊を検討した方が良いかもしれない。

もちろん、外国車やグレードが高い車を選んでしまうと整備費やパーツ代も跳ね上がるので、国産のコンパクトカーやそれよりやや大きい車等、実用性重視した選択をお薦めする。

見栄を張るとキリがない世界だからだ…

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