お酒について学ぶ

知識習得

前回の記事では接待や飲み会についての基礎の考え方を解説した。

飲み会や宴会・会食そのものの本質とは「一緒に遊ぶ」である。

これをカッコよくビジネスぽく言い換えているだけだ。

それを理解した上で、お酒やお店について知識や経験を身につけていけば心配も減る。

宴会・接待・会食に不安を感じ、ネガティブな印象を持つのは、実は知識経験不足で対処方法を知らないから不安なだけなのだ。

そこで学ぶと良いことは2つある。

お酒(アルコール)についてと、お店について学ぶことにより不安を減らすどころか、飲み会が楽しみになることもある。

お酒のネガティブイメージ3つ

お酒それ自体についてネガティブなイメージを持っている人も多いかと思う。

繰り返すが、僕もそうだったので、わかる。

大きくはこの3つの理由からだろう。

  • おいしくない
  • 酔って粗相してしまう
  • 二日酔いする

これらは対策すればクリアできる。順に対策方法を紹介していく。

お酒の味は値段に比例

まず「お酒はおいしくない」という意見について。

これは安いものを飲んでいるからかもしれない。

チェーン系居酒屋の飲み放題で選べる銘柄不明の日本酒、ワイン。

何の銘柄をベースにしているかわからないサワー、カクテル、ハイボール。

これらは残念ながら…おいしくない。

また銘柄が分かっていても、安価なものは、やはりそれなりの味だ。

これは悲しい事実なのだが、お酒は値段と味が比例する。

1瓶千円のものと、三千円のものは違うし、さらに五千円、一万円となればさらに違いがわかる。

お酒の値段は上を見ればキリがないし、そこまでマニアックになる必要もない。

そこでまずは1瓶三千円クラスのお酒を飲んでみよう。

日本酒・焼酎でも、ワイン・ウイスキーでもいい。少し奮発して、税込で3〜4千円くらいのお酒を買ってみよう。

「えっ、こんなに違うの」と感じるはずだ。

やはり1瓶千円前後のもの、二千円以下のお酒というのは「最も安い」グレードである。

これを飲んで「おいしくないな」と感じるのは正常だ。

対して、三千円〜五千円クラスのお酒がスタンダード、一万円クラスはそのメーカーを代表する「看板」となる。

ここから先の値段になると、限定やヴィンテージのオタッキーな領域になっていく。

またプレミアが乗っていて高価なだけで、お酒本来のおいしさが値段に比例しないこともあるので注意しよう。

ちなみにビールは、ヱビスビールが高級グレードとなる。

ヱビスを飲んで好きか嫌いかを決めよう。

最も安い価格帯のものを飲んで

「おいしくない」

というのではお酒がかわいそうだ。

飲むだけでなく、勉強してみる

前項は、実際に飲んでみて「美味しい」と感じることの大切さを説明した。

さらなる攻略のためには知識を増やしていこう。

具体的には、各種のお酒の入門書に触れることが有効だ。

ネットで記事を散見するのではなく、体系的に学ぶことを推奨する。

「ワイン入門」「日本酒入門」「ウイスキー入門」などのタイトルがついている本がそれだ。

興味のある種類から読んでみると、その特性や材料、製法、等級、著名な銘柄の創業エピソードや味や香りの特徴を知れる。

これを学んだ上で、銘柄を選んで飲んでみる。

味を実感して、また本に戻って復習する。

「本→飲む→本→飲む」のループで知識と味覚について確認するのだ。

「本にはバニラと青リンゴの香りと書いてあったが…本当だ!」

「この風味は製法によるものなのか」

といったように「本→飲む」のループを繰り返していくと、お酒の楽しさもわかってくる。

おすすめはウイスキー

ちなみに僕のおすすめはウイスキーだ。

特に「グレンフィディック12年」「シーバスリーガル12年」が最初に手に取るのにはおすすめだ。

※最初はハーフボトル(350ml)がオススメ。グレンフィディックはセブンイレブンに、シーバスリーガルはファミマによく置いてある。

グレンフィディックは世界で最も売れた実績もあるシングルモルトの雄であり、クセが少なく万人に好まれる入門に最適な銘酒だ。

次いで「シーバスリーガル12年」。こちらはブレンデッドなのでシングルモルトであるグレンフィディックよりは風味などが薄くなるが、手に取りやすい価格で、他のブレンデッドより癖がなくお薦めだ。

ウイスキーはアルコール度数が高いため、「飲んでる感」が出る。

そのため「飲めよ〜」等と言われにくいし、チェイサー(水)を頼むのも不自然ではないアルコールである。

ロックやストレートで飲むのが少し気取りすぎ?と思われる場面であれば、ソーダ割(ハイボール)にしてしまえば適度に崩すこともできるのがウイスキーのよいところだ。

シングルモルトが置いていないお店もあるが、国産ブレンデッドならば「角瓶」はまずあるし(ハイボール向け)、最近では「知多(ちた)」が置いてあるお店も多い。

※知多はシングルグレーンウイスキー

海外物ならば「ジョニーウォーカー」「バランタイン」「シーバスリーガル」「ホワイトホース」「デュワーズ」等、メジャーなブレンデッドウイスキーがあるだろうから、それらを注文していく。

※国産でも「トリス」「ブラックニッカ」はあまりお勧めできない…

こうして銘柄がたくさん出てくると面食らうかと思うが、まずはグレンフィディック12年とシーバスリーガル12年を飲んでみよう。

国産ウイスキーについて

まず最もメジャーな国産ウイスキーで「角瓶」や「ブラックニッカ」がある。

これらは残念ながらハイボール専用と思った方が良い。

ストレートやロックは結構きつい。

ハイボールで最高のコストパフォーマンスを出せるようにチューニングしてあるウイスキーだ。

続いて国産、サントリーの「山崎」「白州」やニッカウイスキーの「余市」「宮城峡」などはシングルモルトウイスキーなのでストレートやロックも楽しめるが、いかんせん高い。

昨今のウイスキーブーム、世界的なジャパニーズウイスキー人気もあり、品薄のため、市中に出回っているのはノンヴィンテージ(NV)つまり年数表記のないものばかりになってしまった。

これらは正直、味と価格が釣り合っていないな、というのが僕の感想だ。

先述のグレンフィディック12年などは1瓶四千円いくかいかないか、安いところでは三千円前半もあるところ、国産シングルモルトはNVなのに定価が五千円近いし、そもそも売ってなくて転売ヤーによって倍額で売られている始末である。

そのため、国産は2022年の段階では積極的に飲む必要はなく、ましてやプレミアムを払って飲むものではない。

ニッカの「フロム・ザ・バレル」が良心だが、こちらも入手困難が続いている。

やはり本場スコットランドのウイスキー(スコッチ)の王道から飲んでいった方が間違いがない。

続いて悪酔い・二日酔い対策について解説する。

続き:悪酔い・二日酔い対策

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